あの頃のまま...

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zoom RSS 「雨」新国立劇場

<<   作成日時 : 2011/06/19 23:10   >>

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井上ひさしさんがこの世を去ってから、

あっちでもこっちでも

戯曲がひっぱりだこのようす。

わたしも観てみたい作品はたくさんあるが、

この「雨」というのはあまり聞いたことがなかった。

しかし、魅力的なキャストである。

観るのをどうしようか考えながらチケットを探していたら、

観劇希望日にちょうどB席が一枚空いていた。

2階席だけどべらぼうにでかい箱ではないので飛びつく。

ふふふ・・・。


座るとやはり遠いが、役者さんの顔が辛うじて判別できる。

と、思っていたら、

隣に座っていた女性が、

「全然良いお席よね。役者さんの表情もよくわかるし」

と、休憩中におっしゃった・・・・・。

わたしゃ、よっぽど視力が低下したらしい。

まあそれは置いといて、

ちょうど舞台を見下ろすような位置で、

回り舞台がくるくると場面を展開していくところが

1階席からの景色と違い(たぶん)

なかなかそれも面白かった。


お話は、江戸に住む金物拾いの男(市川亀次郎)が、

自分と瓜二つだという失踪した紅花問屋のご当主になりすまし、

財産と器量よしの女房を我手にするため、

欲に眩んで山形まで行き、

なれない方言や、紅花の栽培に悪戦苦闘する・・・というお話なのだが、


やっぱ亀ちゃんは現代劇より時代劇の方が

格別によいと思う。

うん、前に見た舞台より生き生きしていて、

とてもしっくり安心してみていられた。

それに器量よしの女房をやった永作博美さんがまた

とてもよく、これならケチケチしないで

よいお席で観ればよかったと少し後悔させられた。

しかしながら休憩いれて3時間半とは、

ちいと長くね?

と観る前は思いましたが、

井上作品の特徴である、

セリフばかりだとだれてしまうだろうところを

歌と踊りでうまいことメリハリがつき、

おまけにそれまでの馴れ初めなどを説明したりして、

それほどの時間の長さを感じさせない。

が、体は正直で3時間半座っていたらそりゃお尻も痛くなりますが。

結末はまあ、

人間悪いことをすると自分に帰ってくるのよ〜、

的な、いましめのような・・・。

しかしながら、それで片付けてよいのか、

なにやら腑に落ちないところもありますが、

人間の心の奥底はなかなか計り知れないものでござんしょう。

井上さんがなにを思ってお書きになったかは、

舞台を観て、パンフにて井上さんのことばをご確認あれ。

季節とあいまって、雨の音が胸に沁みます。



観劇日:2011年6月18日(土)マチネ   於:新国立劇場・中劇場


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