あの頃のまま...

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zoom RSS 「その男」東京芸術劇場中ホール

<<   作成日時 : 2009/04/15 00:36   >>

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久々、お薦めの作品に出会いました。

2階席でも充分楽しめると思います。

まだの方、是非ご覧あれ!



日曜日17時開演とは、

なんだか半端なお時間やね〜。なんて、

のほほーんと席についたら、

あら〜、休憩2回、

終演は、8時40分でござんした。

はっはっはっ、やられたよ。

しかし、あっと言う間の3時間40分。

たかが時代劇とあなどるなかれ、

ひとりの名も残せぬ男の生涯をとおして、

人生たるやなんたるか、

時の流れの壮大さを感じさせる素晴らしい舞台であります。

けっして上川くんの大ファンではありませんが、

素敵な役者さんであることは間違いないであります。

また、地味ながら??脇を固める俳優陣の素敵なこと。

平幹二朗さんはもちろんのこと、

成志!あんたは面白い!

舞台ごとに笑いを使い分ける天才だ。(いいすぎ?)

キムラ緑子さんの色っぽいこと。

遠く2階席からでもわかりますとも。

進行役でもある六平さんたらキュート!

泰さんも太鼓持ちがなんて似合うんでしょ。

そして、立ち回りの美しいこと。

ダイナミックとまではいかないけれど、

なんていうのでしょうか、

武道でしょうかね。

息を呑む真剣さが伝わってきました。

舞台装置もよくて、シンプルだけど奥行きがあり、

観るものにかえって想像を膨らませさせる感じでした。

そこに上妻さんの音楽!!盛り上げますなー!

そしてラサールさんの演出は、

シリアスな中にウィットを効かせていて、

肩の凝り過ぎないお芝居になっていました。

最後の時を迎える男に降る雪が桜吹雪に変わった瞬間、

なんともいえない感動で、涙が溢れました。



小さいことに追われ過ぎていく日々にとらわれがちな毎日ですが、

大きな時代の流れがたしかにあって、

今もその流れは続いているのだと、

目に見えない大きなものの存在を感じました。

幕末の時代から大正へと時が流れた3幕終盤で、

男のひ孫が「おじいちゃんも人を斬ったのだろうか」というセリフがありました。

日本人が人を殺めた時代は、

遠い昔の物語でなく、

たしかな時代の事実なのだ。

そして男は、やられたらやり返すという負の連鎖を、

自ら断ち切る決断をする。

それは、今の時代へのメッセージなのでしょうか。



観終わった後でいろいろなことを考えさせられました。

私にとって、素晴らしい作品でありました。

この余韻をしばらく噛み締めたいと思いますです。

なんか、熱く語っちゃったぞーーー。(爆)

最後に、ビバ!池波正太郎!!

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